【三次市 注文住宅】注文住宅トレンド2024!注目は平屋・断熱性能・ヌック・タイパ・省エネ
今年2024年で一番検索された建築ワードは
「平屋」
その次が「断熱性能」だったそうです
厳しい物価高の中ですが、やはり家を持ちたいと考えていらっしゃる方は多いようです
平屋住宅に興味を持つ方は、若い方ばかりではなく50代・60代とこれから年齢を
重ねていかれる中で、コンパクトで安全に住みやすい家を求められる方もいらっしゃいます
今日は最近の家づくりのトレンドなどをご紹介していきます
注文住宅の魅力と今後の傾向
ハウスメーカーや工務店、建築家とイチから自分好みの住まいをつくれる「注文住宅」
マンション・建売一戸建てより自由度が高く、住まいにこだわりたい人の「究極の家づくり」
といっていいでしょう
また、注文住宅は間取りや設備を一から設計できるため、時代の価値観や好み、
トレンドを色濃く反映します
では、これから注文住宅を建てたい人が押さえておくべきポイントは何でしょうか?
注文住宅を建てる際のポイント
予算の計画
2023年にSUUMOリサーチセンターが発表した調査
(2023年注文住宅動向・トレンド調査)によれば、全国平均で建築費は3,186万円、
土地代は2,145万円で、ともに直近8年の最高値となっています
自由に選べる『究極の家づくり』は魅力的ですが、大勢の人にとって潤沢な予算を
用意するのは難しいかもしれません
では、2024年には価格がどのように変動するのでしょうか?
2023年注文住宅動向・トレンド調査(SUUMOリサーチセンター)
最新のトレンドの把握
最近、建築費用や土地価格が上昇してきましたが、現在は少し落ち着いています
しかし、2024年以降も人件費や資材費が下がる見込みはなく、
価格は安定して推移すると思われます
この状況の中、住みやすさと建築費の節約ができる平屋住宅が注目されており、
建築面積を抑えた「コンパクトで住みやすい家」の人気は続いていくでしょう
土屋建材店の新築施工例で人気の平屋住宅
👉片流れの屋根のロフト付き木造平屋
広島県の状況
広島県では、平均建築費が3,959万円、土地代が88,669円と
全国平均よりも建築費は高く、土地代は低い傾向にあります
市内から離れると地価が安くなっていき、土地購入費を抑えられる場合があります
また、祖父母や両親から土地を譲り受けるケースも多くみられるので、
その分建築費に多くの予算をかけることができるようです
建築費や資材費の上昇を受け、
小さくても満足度の高い家をめざす
注文住宅には無限の選択肢があり、そのため土地にかける費用と
建物の費用をうまくバランスさせることが重要です
もし土地価格が下がらない場合は、建築費を調整するという考え方もあります
設計方法によっては、建築費を抑えつつ、快適に暮らせる平屋住宅が
これからも多くの支持を集めるでしょう
建物の面積をコンパクトにする分、家具と設備を一体化する「家具化」や、
シンプルで必要最小限のものだけを持つ「ミニマム化」というトレンドが続いています
家具を頻繁に買い替えるのではなく、デザイン性の高い内装や設備に
機能を持たせるようになってきています
例えば、キッチン設備も家具のような美しいデザインのものが登場しています
浴室内のドアや収納も含め、全体のコーディネートで空間を広く見せるデザインが
好まれており、特に男性・女性問わず北欧デザインが人気です
このようなインテリアスタイルは流行に左右されず、定着しているように思います
テレビドラマでも使われていました!
👉WOODONE 無垢の木のキッチン スイージー
家づくりにも「タイパ」の波 規格住宅もトレンドに
注文住宅には無限の選択肢があり、それに伴って決断することが多いのが現状です
「タイパ」の観点から見ると、注文住宅では依頼先の選定から、土地や住宅ローン、
さらには壁紙やドアの取っ手に至るまで、決断が続きます
しかし、時間や体力には限りがあります
そこで、効率的な選択肢として考えられるのが「タイパ」に優れた規格住宅です
規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店があらかじめ用意した間取り、内装、
設備から選ぶ建て方です
もちろん、オプションを追加したり、内装材を選んだりすることで注文住宅
ならではの自由度も楽しめます
ハウスメーカーや工務店の工法やデザイン、考え方が自分に合っていると
感じる人にとっては、非常にフィットする家の建て方です
比較検討の手間や時間を省ける上、費用面でも手頃なため、人気が高まっています
※タイパ(タイムパフォーマンス)とは
限られた時間の中で時間を有効に活用するかを表す概念
自由に建てられるのが注文住宅の魅力ですが、あまりに自由すぎると
何をどう選べばいいか迷ってしまうこともあります
自分で選んだものがデザインや世界観に合わないのではと心配になる人もいるでしょう
そのため、ある程度パッケージ化されていて、そこからカスタマイズしていく方が、
より効率的で安心かもしれません
家づくりだからこそ、「失敗したくない」「失敗できない」と考える方も多いでしょう
そのため、規格住宅が安心して選べる一つの方法として有利です
規格住宅といっても、ハウスメーカーや工務店は過去のデータを活用し、
家事のしやすい間取りや家族団らんを促すレイアウトなどのノウハウを
生かして提案しています
また、北欧風、カフェ風、インダストリアルデザイン(※)など、さまざまなテイストが
用意されており、自分の好みに合ったものを選べるのも魅力です
「選択肢が無限にあるからこそ楽しい」と感じる人もいれば、
「ある程度規格があったほうが選びやすい」と感じる人もいます
どちらの考え方も尊重し、自分や家族に合った方法を選ぶことが大切です
※インダストリアルデザインとは
製品の使いやすさや見た目の美しさ、そして機能性を考えてデザインすることを指します
主に家具や家電、自動車などの日常的な製品に使われるデザインのことです
アフターコロナ、人気を集める間取りや設備は?
間取りや設備のトレンドについてお話しますね
コロナ禍の間は「エントランスに入ってすぐの手洗いポーチ」や
「ワークスペース」が特に人気でしたが、アフターコロナの現在、家づくりにおいては
どのような間取りや設備が好まれているのでしょうか?
現在のトレンドとしては、玄関近くの手洗いポーチや全館空調、
非接触スイッチのような「おうち衛生」に配慮した設備が引き続き好まれています
これにより、子どもが手洗いを習慣づけやすくなり、ゲストも使いやすいという利点があります
ロフト、薪ストーブも魅力の土屋建材店の新築施工例
👉手洗いポーチがある自然素材の平屋風住宅
また、費用や面積が限られている場合には、リビングとは別の
くつろぎスペースを設けることが増えてきています
例えば、ヌック(※)や窓際のベンチがあり、日差しを浴びながらゴロンと寝転んだり、
子どもと遊んだり、本を読んだりすることができるスペースが好まれています
このように、リビングでソファに座ってテレビを見る場所とは別に、
余白のあるスペースが増えてきています
※ヌックとは 居心地の良い小さな空間や隅、くぼみを指す
さらに、現代的な家づくりの特徴として「バルコニーをつくらない家」があります
共働きのため、日中に外に干せない代わりに、夜洗濯をして室内で干す人が増えており
室内干しスペースを確保する考え方が主流になっています
室内は全館空調が整っていれば、窓を開けなくても空気がキレイなため、
バルコニーは不要という発想です
その分、建築コストを抑えることができ、これも一定の支持を集めています
洗濯や乾燥については、ドラム式洗濯乾燥機やガス乾燥機、サンルームや
室内干しスペースを設けるなどさまざまなやり方があります
自分たちのライフスタイルに合わせて間取りを最適化することで、
これまでの当たり前にとらわれない家づくりが可能です
これは注文住宅ならではの良さと言えるでしょう
建材、設備でも環境性能は欠かせない指標に
サステナブルな家づくり
2024年4月から「省エネ性能表示制度」が開始され、2025年には
「断熱等性能(外皮性能)等級4以上」と「一次エネルギー消費量等級4以上」の
適合が必要となります
また、2030年に予定されていた新築住宅のZEH基準(断熱性能等級5)の
義務化についても、地球温暖化の進行により前倒しされる可能性があります
こうした高い性能基準が標準となる中、基準だけを満たす家を建てるのでは、
自分の家の市場価値を下げることにつながるかもしれません。
多くのハウスメーカーでは、ZEH基準を標準としており、これ以上の
性能を持つ住宅も提供されています
例えば、断熱性能に優れた窓、エコキュート、節水・節電トイレ、断熱浴槽、
太陽光発電システムなどの設備は、初期費用がかかるものの、補助金や
ランニングコストの節約によって回収しやすくなっています
ハウスメーカーや工務店も、「この設備を導入するとこの期間で回収可能です」と説明し、
納得して導入するケースが増えています
国内最高基準の断熱性で省エネ効果を発揮
👉高性能樹脂窓 APW330 YKKAP
先進の高断熱技術で、大開口の窓でも暖かい
👉TWハイブリッド窓 LIXIL
また断熱性能に優れた窓、エコキュート、節水トイレ、断熱浴槽等については
国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携で実施される、「住宅省エネキャンペーン」の
各事業で、設置すると補助額が支給されます
※詳細は今後発表されますので、随時お知らせしていきます
住宅設備メーカーを含め、省エネ技術の開発が活発に行われており、
新しい建材や設備が次々と登場しています
もちろん、建設コストとのバランスもあるので、すぐに広まったり大ヒットしたりするわけ
ではありませんが、サステナブルな家づくりというトレンドは確実に進んでいると思います
廃プラスチックと廃木材を活用した、軽量素材
👉レビアペイブ LIXIL
注文住宅の良さ
コロナ禍を経て、家で過ごす時間への関心が高まっています
家づくりには時間やお金、体力がかかりますが、その分、自分たち家族にピッタリの空間が
手に入るというメリットがあります
家に自分の暮らしを合わせるのではなく、暮らしに家を合わせることが大切です
人生に一度は挑戦してみたいですし、その価値は十分にあると思います!
土屋建材店はお客様に合ったプラン作りをサポートします
どんな些細なご相談でもお聞きいたしますので、お気軽にお問い合わせください
三次市の注文住宅工務店土屋建材店は、広島県三次市を中心に
広島県全域で理想の家づくりをする方のために役立つ情報を発信しています
実際に建てた施工例もご紹介しております
皆さんの家づくりの参考にしていただけると幸いです
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