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今のうちに! 真夏の暑さ対策【第2回】

2023.07.08 お役立ち情報

自分でできる日差しカット術

直射日光を家の中に入れないことが、夏でも快適な部屋づくりの「キモ」です。

では、具体的にどのような方法で、暑さをシャットアウトすればいいのでしょうか?

 

日よけをするなら「外側」で

日差しを遮ってエアコンの効率を高め、電気代を抑えつつ室内を涼しく保ちたいですよね。

パッと思いつく方法として、カーテンなどを窓に設置することが思い浮かびますが、

実は、家の中より外で遮ることが肝心なんですよ。

 

 

この図は、とある学校で、東側に面した窓の内側にカーテンを下げた場合と、

外側にシェードを設けた場合の温度差を調べたデータです。

カーテンだと、直射日光が窓から室内に入ってくるため、

窓際の温度がかなり上昇します

 

一方、窓の外側にシェードを設けて日差しを遮ると、窓際と室内の中央、廊下側との

温度差が少ないのです。

つまり、窓の外側で日光を遮断した方が、室内に入り込む熱を防ぐ効果が

高いということになります

 

また、カーテンの場合は室内の場所によって温度差が大きくなってしまうため、

窓際の温度を下げるためにエアコンの効率が悪くなるでしょう。

スタイルシェードの場合は、室内の温度差が小さく、

カーテンよりもエアコンの効率が良くなります。

 

 

室内のカーテンで遮ることができる太陽の熱は、45%といわれています。

それに比べ、外側から遮った場合は、83%の熱をカットできるのだそうです。

 

昔から、夏には家の開口部に『よしず』を立てかけて暑さ対策をしましたよね。

あのような考え方は、現代でもとても有効です。

 

エコでおいしいグリーンカーテン(❁´◡`❁)

よしずはとても良い日差し対策なのですが、日光や雨で傷んでしまうため、

定期的に買い替えなければいけません。

よしずの代わりとしては、最近人気のグリーンカーテンが有効です

夏の間だけ、直射日光を遮ってくれる植物を植えるのがいいでしょう。

見た目も涼しげで、壁を覆うように植えれば、壁自体の蓄熱も防いでくれます。

 

 

グリーンカーテンに向いている植物は、アサガオ、ヘチマ、ヒョウタンなど、

上に伸びるつる性の植物。

なかでも、ゴーヤ、キュウリ、パッションフルーツなど、実がなるものは

収穫も楽しめるのでおすすめです。

苗はホームセンターなどで買うことができますよ。

 

 

室外機の日よけも効果的

エアコンの室外機は、部屋の中の熱を外に出す役割を担います。

室外機にカバーをして日よけすることで、エアコンの運転効率が上がり、

省エネにもつながります。

 

ただし、室外機をすっぽり覆ってしまうようなカバーだと、

空気の循環も妨げてしまうので、かえって逆効果になることもあります。

窓同様、よしずやグリーンカーテン、あるいはひさしのようなものを

取りつけるのがおすすめですよ

また、室外機の周辺はゴミや枯れ葉などが溜まりがちです。

エアコンの効率が悪くなってしまうので、常にキレイにしておくことを

心がけてみてくださいね!

 

 

手軽に設置! LIXIL「スタイルシェード」

夏の間だけ日差しが直接当たることを避け、冬は日光を取り込むのに最適なのが、

窓にシェードを設置することです。

 

LIXILには、『スタイルシェード』という商品があります。

窓の外側に取り付けて、使わないときはスマートに収納できるので便利です。

現場の状況により異なりますが、1窓あたり約30分で簡単に設置することができます👍

土屋建材店の事務所にも取り付けています(o゜▽゜)o☆

 

 

グリーンカーテンも素敵ですが、スタイルシェードなら毎日の水やりも必要なく、

片付ける手間もありません。

今ついているサッシに、穴をあけずに取り付けられるようにデザインされています。

一部、サッシの種類や現場の状況によっては設置できない場合もありますが、

まずはお気軽にお問い合わせくださいませ ☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

直射日光が差し込む窓をシェードで覆えば、簡単に冷房効率も上がり、

猛暑を快適にやり過ごすことができますよ💕

 

本格的な夏を迎える前に、ぜひご検討ください( •̀ ω •́ )✧