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今のうちに! 真夏の暑さ対策【第3回】

2023.08.04 お役立ち情報

暑さを防ぐカギは「窓」にあり!

 

家の中に熱気が侵入してくる最大の場所は「窓」

どんな対策をすれば、快適な室内を保つことができるのでしょう?

 

 

熱気の7割は開口部から

 

壁や天井、床など、住宅の建築部材の大部分には断熱材が使われています。

築年数が経っている建物は、現代の視点から見ると断熱効果が足りない場合もありますが、

それでも、ある程度は熱気の侵入を防いでくれているのです。

 

けれども、窓などの開口部が弱点となり、そこから熱が入ってきてしまいます。

第1回でお伝えしたように、外から入り込む熱気の約7割は開口部からです。

窓まわりの断熱対策をきちんとすることで、冷房の運転効率を上げ、

快適な空間をつくることができますよ ( •̀ ω •́ )✧

 

 

 

窓に貼る遮熱シートの効果は……?

 

室外からの熱気や直射日光の侵入を抑える方法として、

窓に貼るタイプの「遮熱シート」が度々紹介されます。

ホームセンターや通販などで購入でき、安価な点や自分で簡単に貼ることができるため、

一見、手軽でコストパフォーマンスのいい対策のように思えますよね

 

 

しかし、遮熱シートを使用する場合、夏場の日差しを遮る効果はあると思いますが、

冬はシートをはがさないと、日射取得をあまり期待できなくなってしまうかもしれません

そうしたことを考慮すると、DIYで貼れる遮熱シートでは、かえって手間が発生してしまう

ケースもあるということを、理解しておく必要があります (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

 

日差しの入り具合を計算してひさしを設ける

 

窓の上にひさしを設けることで、夏の日差しを遮ることができますよ

スタイルシェードなどの後付け式シェードを装着すると、

太陽の熱は最大83%、紫外線も最大99%カットすることができます。

 

 

ただ、固定式のひさしだと、夏はうまく光を遮ってくれたとしても、

冬に日差しを取り込めなくなってしまうのではないか?と心配される方も

いらっしゃると思います。

 

 

一般的には、夏に比べ、冬は低い位置から日光が差し込むので、

夏の日差しをうまく避けながら、冬の日差しを取り入れることは可能です。

ただし、地域や時間帯、立地、建築条件等により入り具合が異なりますので、

それに合わせた対策が必要となります

 

 

カーテンの素材にこだわる

 

ひさし以外にも、さまざまな窓まわりの遮熱対策があります。

たとえばカーテンでも、遮熱カーテンや断熱カーテンなど、

それ自体の構造で断熱効果を持つものがあります

断熱カーテンは裏地に特殊な加工が施され、生地の間に空気の層をつくることで

熱の出入りを抑えてくれます。

遮熱カーテンは、生地自体が熱を跳ね返す機能を持ったものです。

 

 

 

 

カーテンやひさしにも高い遮熱効果が期待できますが、

一番のおすすめは窓の断熱リフォームです!

今使っているサッシに取り付けられる内窓・外窓が販売されており、

工期は1~2日間ととても短いです。

現在窓リフォームについての補助金がありますので、通常よりも

お得な価格でリフォームすることができます。

 

 

 

 

「エアコンをつけていてもとにかく暑い!」「冬になるととにかく寒くて・・・」などなど

まずはどんなお悩みもお気軽にご相談ください。

現地を確認して、お客様にピッタリのご提案をいたします。

今年も猛暑で参りそうな夏、ぜひ快適に過ごせるようにお手伝いさせてくださいね😊