お役立ち情報

猛暑に負けない家づくり 室内でできる簡単な暑さ対策

2024.04.26 お役立ち情報

 

今週末からゴールデンウィークを迎えますね(❁´◡`❁)

日本全国、季節外れの夏日が続出するようです🌞

しっかり熱中症対策をして、連休を楽しんでくださいね🎶

 

また、今年も梅雨明けからは昨年並みの猛暑が予想されています😫

今からできる対策で、快適な住環境を整えましょう✨

 

「異常気象」ともいえる近年の猛暑で、家の中でも熱中症にかかる人が増えています

もはやエアコンでは対処しきれない夏の暑さ対策について、どんなことができるの

一つひとつ見てみましょう😌

 

 

暑さ対策には「遮熱」と「断熱」が必要

「遮熱」と「断熱」の違いに触れる前に、まずは「熱」がどのように移動するのか

確認してみましょう

熱の伝わり方には以下の3つがあります

 

●伝導

物体のなかで、または物体と物体が接した時に熱が移動すること

熱は、温度の高いほうから低いほうへ移動する性質があります

そのため、夏は暑い屋外から涼しい室内へ、外壁や屋根などを通して熱が移動して入ってきます

 

●対流

空気などの移動によって熱が移動すること

少しでも風があると周囲より冷たい空気なら、物体から熱を奪っていきます

温かい空気は質量が軽いため、上にあがります

足元が冷たく頭の方が温かくなるのは、空気の対流によって熱が上にあがっているからです

 

●輻射

物体が発している熱線、主に赤外線によって熱が移動すること

太陽が暑いのは、太陽が強烈な輻射熱を発していて、物体に当たると熱を発するからです

屋根、外壁はもちろん、窓ガラスから室内に入ってきて物体に当たると発熱します

 

 

本当の断熱とは、「伝導」「対流」「輻射」

による3つの熱移動を抑えること

 

住まいの断熱化とは、夏は熱を室内にできるだけ入れないように、

冬は室内の温かい熱を外に逃さないようにすることを指します

そのためには、窓枠やガラスに断熱性の高い素材を使用したり、

外壁や屋根、天井などに断熱材を施工したりする必要があります

 

住宅の断熱性を高めることは、夏の暑さ対策だけでなく、冬の寒さ

対策にもつながります👍しかし、近年の日射しの強さを考えると、

一般的な断熱だけでは夏の暑さ対策として不十分です💦

 

夏の日射し、とくに南や西を向いた部屋に入る強烈な日射しは、

室内の温度を上げる大きな要因です😣

そこで、太陽の輻射熱を遮る『遮熱対策』が特に必要です🌳

日射しの大半は窓から入ってくるため、暑さ対策においては

『窓の遮熱対策』を優先すべきです

 

暑さを窓の遮熱対策で防ぐ!

夏の暑さ対策として、まずは室内からできる

簡単な窓の遮熱対策をご紹介します

 

(1)遮光カーテンを取り付ける

家のカーテンを遮光カーテンに変えるのは、もっとも簡単にできる暑さ対策のひとつ

ある程度、室内の明るさを保ちたいのなら、レースの遮光カーテンを

取り付けるのがおすすめです

 

 

(2)「ハニカムスクリーン」を取り付ける

ハニカムスクリーンとは、ハニカム(鉢の巣)構造がつくる空気の層によって、

断熱性を高めたブラインドのことです🐝

日射もある程度防げ、冬の寒さ対策でも効果を発揮します

 

 

LIXIL ハニカムスクリーン

LIXIL | リビング・寝室・居室 | ハニカムスクリーン

 

(3)窓に遮熱フィルムを貼る

カーテンやブラインドなどで部屋を暗くしたくない場合は、

窓に遮熱フィルムを貼ってはいかがでしょうか?

遮熱だけでなく、断熱性能もあるフィルムを貼れば、冬の逃避熱にも有効です

 

ただし遮熱フィルムには注意事項があり、窓ガラスの種類によっては

貼ると窓が割れてしまう可能性があるといいます⚡

防火戸などに多い網入りガラスに遮熱フィルムを貼ると、網の鉄線と

ガラスの膨張率の違いから、熱割れする恐れがあります

網入りガラス以外でも、窓ガラスの種類によっては高温になると割れ

てしまう場合があるので、注意が必要です❗

 

 

 

(4)窓ガラスを「遮熱タイプのLow-Eガラス

   (ペア又はトリプルガラス)」に変える

(1)~(3)に比べると費用がかかりますが、そのぶん遮熱対策

として有効なのが、窓ガラスを「遮熱タイプのLow-E複層ガラス」に変えることです

遮熱タイプのLow-複層ガラスとは、室外側にLow-E膜といわれる特殊な

金属膜をコーティングした複層ガラスのことで、製品によっては窓から

入る日射熱を5割~6割カットしてくれます

 

トリプルガラスのダブルLow-Eだとさらに効果があがります⬆️

なお、サッシが古い場合、ペアガラスを入れると網戸が使えなくなる場合

もあるので確認が必要です。築年数が古い場合は、ペアガラスの取り付け

が可能かどうかを業者さんに見ていただくことをおすすめします

 

室外側のガラス内側に無色透明の特殊金属膜をコーティングすることで、

優れた断熱性能と日射熱取得率の両立を実現。透明度が高いので採光性にも優れています

 

LIXILのトリプルガラスは、高断熱を基本としながらも、住まいの地域や部屋の

プランなどニーズに合わせたガラス選択が可能です

 

LIXIL 窓まわりシリーズ

LIXIL | 窓まわり | 窓シリーズ商品・引き違い窓

 

空気の流れを理解して、風通しをよくする

家のなかに熱がこもりやすい夏は、風通しをよくすることも大切です

南から北へは風が流れやすいので、南北の窓を同時に開けるのがおすすめです

ただし南北に隣の家が立っている場合などは、道路面とその反対側

の窓を開けて、風が通るようにするとよいでしょう

 

また、家の中の高低差を利用すると、通気性がよくなります🌿

周囲より温かい空気は上にあがるという対流の性質からも、家の低い場所と

高い場所の窓を同時に開けると、温まった空気が高い場所の窓から出ていきやすいのです

 

戸建ての場合、家の中で一番低い1階の玄関から、2階の窓や屋根裏の窓など

一番高い場所へと風が抜けるようにすると、風が吹いていないときでも、下

から上まで風がそよそよと通り、熱がこもりにくくなります

 

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