猛暑に負けない家づくり 室内でできる簡単な暑さ対策
今週末からゴールデンウィークを迎えますね(❁´◡`❁)
日本全国、季節外れの夏日が続出するようです🌞
しっかり熱中症対策をして、連休を楽しんでくださいね🎶
また、今年も梅雨明けからは昨年並みの猛暑が予想されています😫
今からできる対策で、快適な住環境を整えましょう✨
「異常気象」ともいえる近年の猛暑で、家の中でも熱中症にかかる人が増えています
もはやエアコンでは対処しきれない夏の暑さ対策について、どんなことができるの
一つひとつ見てみましょう😌
暑さ対策には「遮熱」と「断熱」が必要
「遮熱」と「断熱」の違いに触れる前に、まずは「熱」がどのように移動するのか
確認してみましょう
熱の伝わり方には以下の3つがあります
●伝導
物体のなかで、または物体と物体が接した時に熱が移動すること
熱は、温度の高いほうから低いほうへ移動する性質があります
そのため、夏は暑い屋外から涼しい室内へ、外壁や屋根などを通して熱が移動して入ってきます
●対流
空気などの移動によって熱が移動すること
少しでも風があると周囲より冷たい空気なら、物体から熱を奪っていきます
温かい空気は質量が軽いため、上にあがります
足元が冷たく頭の方が温かくなるのは、空気の対流によって熱が上にあがっているからです
●輻射
物体が発している熱線、主に赤外線によって熱が移動すること
太陽が暑いのは、太陽が強烈な輻射熱を発していて、物体に当たると熱を発するからです
屋根、外壁はもちろん、窓ガラスから室内に入ってきて物体に当たると発熱します
本当の断熱とは、「伝導」「対流」「輻射」
による3つの熱移動を抑えること
住まいの断熱化とは、夏は熱を室内にできるだけ入れないように、
冬は室内の温かい熱を外に逃さないようにすることを指します
そのためには、窓枠やガラスに断熱性の高い素材を使用したり、
外壁や屋根、天井などに断熱材を施工したりする必要があります
住宅の断熱性を高めることは、夏の暑さ対策だけでなく、冬の寒さ
対策にもつながります👍しかし、近年の日射しの強さを考えると、
一般的な断熱だけでは夏の暑さ対策として不十分です💦
夏の日射し、とくに南や西を向いた部屋に入る強烈な日射しは、
室内の温度を上げる大きな要因です😣
そこで、太陽の輻射熱を遮る『遮熱対策』が特に必要です🌳
日射しの大半は窓から入ってくるため、暑さ対策においては
『窓の遮熱対策』を優先すべきです
暑さを窓の遮熱対策で防ぐ!
夏の暑さ対策として、まずは室内からできる
簡単な窓の遮熱対策をご紹介します
(1)遮光カーテンを取り付ける
家のカーテンを遮光カーテンに変えるのは、もっとも簡単にできる暑さ対策のひとつ
ある程度、室内の明るさを保ちたいのなら、レースの遮光カーテンを
取り付けるのがおすすめです
(2)「ハニカムスクリーン」を取り付ける
ハニカムスクリーンとは、ハニカム(鉢の巣)構造がつくる空気の層によって、
断熱性を高めたブラインドのことです🐝
日射もある程度防げ、冬の寒さ対策でも効果を発揮します
LIXIL ハニカムスクリーン
LIXIL | リビング・寝室・居室 | ハニカムスクリーン
(3)窓に遮熱フィルムを貼る
カーテンやブラインドなどで部屋を暗くしたくない場合は、
窓に遮熱フィルムを貼ってはいかがでしょうか?
遮熱だけでなく、断熱性能もあるフィルムを貼れば、冬の逃避熱にも有効です
ただし遮熱フィルムには注意事項があり、窓ガラスの種類によっては
貼ると窓が割れてしまう可能性があるといいます⚡
防火戸などに多い網入りガラスに遮熱フィルムを貼ると、網の鉄線と
ガラスの膨張率の違いから、熱割れする恐れがあります
網入りガラス以外でも、窓ガラスの種類によっては高温になると割れ
てしまう場合があるので、注意が必要です❗
(4)窓ガラスを「遮熱タイプのLow-Eガラス
(ペア又はトリプルガラス)」に変える
(1)~(3)に比べると費用がかかりますが、そのぶん遮熱対策
として有効なのが、窓ガラスを「遮熱タイプのLow-E複層ガラス」に変えることです
遮熱タイプのLow-複層ガラスとは、室外側にLow-E膜といわれる特殊な
金属膜をコーティングした複層ガラスのことで、製品によっては窓から
入る日射熱を5割~6割カットしてくれます
トリプルガラスのダブルLow-Eだとさらに効果があがります⬆️
なお、サッシが古い場合、ペアガラスを入れると網戸が使えなくなる場合
もあるので確認が必要です。築年数が古い場合は、ペアガラスの取り付け
が可能かどうかを業者さんに見ていただくことをおすすめします
室外側のガラス内側に無色透明の特殊金属膜をコーティングすることで、
優れた断熱性能と日射熱取得率の両立を実現。透明度が高いので採光性にも優れています
LIXILのトリプルガラスは、高断熱を基本としながらも、住まいの地域や部屋の
プランなどニーズに合わせたガラス選択が可能です
LIXIL 窓まわりシリーズ
空気の流れを理解して、風通しをよくする
家のなかに熱がこもりやすい夏は、風通しをよくすることも大切です
南から北へは風が流れやすいので、南北の窓を同時に開けるのがおすすめです
ただし南北に隣の家が立っている場合などは、道路面とその反対側
の窓を開けて、風が通るようにするとよいでしょう
また、家の中の高低差を利用すると、通気性がよくなります🌿
周囲より温かい空気は上にあがるという対流の性質からも、家の低い場所と
高い場所の窓を同時に開けると、温まった空気が高い場所の窓から出ていきやすいのです
戸建ての場合、家の中で一番低い1階の玄関から、2階の窓や屋根裏の窓など
一番高い場所へと風が抜けるようにすると、風が吹いていないときでも、下
から上まで風がそよそよと通り、熱がこもりにくくなります
今なら、お得な補助金を使ってリフォームすることができます
先進的窓リノベ2024事業【公式】 (env.go.jp)
※予算上限に達し次第、受付終了となります
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